ネタ










1643回めの キス を


by ***

?永遠よ笑って

「…どうしたの?」
「リセはいつも綺麗だなーって思って。」
「ちょっ、」
「肌もすべすべ!ボディミルク使ってるの?」
「ど、どこ触ってるの!?」
「リセのボディライン憧れる〜。特に腰からお尻にかけて…、」
「んっ」

「ア、アンドレア、助けて…!」
「あーん、隠れちゃった。」
「もう触らないからいらっしゃい、リセ。」
「リセ、ごめんね?」
「リセはシャイだから、あまり苛めすぎないでね。」

「でもより磨きがかかったのも事実だと思うわよ。」
「やっぱりそうよね?ウィーズリーと付き合い始めてから、ねえ?」
「わ、私サウナ行ってくるから!」

「ん……でも上手くいってるのはジョージが優しいからだよ。」
あら、とアンドレアが目を猫のように細める。
「この手のこと、分からないからお手上げだもの。」
「ふふ、素直なところがリセの良いところだと思うわぁ。」
「そういえば、私、アンドレアのそういった話聞いたことない。」
そうだったかしら。そう呟いてアンドレアは手ですくったお湯を肩にかける。
「ーー叶わない恋をしてるのよ。」
「叶わない…。」
「その人、死んでしまっているの。」
「ずっと好きで、今も好きで、これからも好きでいられる自信があるわぁ。」
「リセ、『運命』はあるからね。」
by ***

?
あの子より 私を好きだと言って
あたし無しで、平気なの?
女の子って、男の子が思ってるより強くて、男の子が思ってるより、弱いの
他にもたくさん人がいるのに、どうしてあなたなんだろう。どうしてあなたじゃなきゃ駄目なんだろう。
誰か私に教えてください。彼を嫌いになる方法を、他の誰かを愛す方法を
夢でいい 君と会いたい
泣きたいよ 本当は強くないよ
どうしてこんなにもあなたが好きで、どうしてこんなにもあなたじゃなきゃ駄目なんだろう
優しい嘘なんていらない


?海底で息をして
鼻から抜けるような息を1つ。
「珍しいね、#name2#がそんな風に溜め息をつくなんて。」
「…ごめん。」
握っていた羽ペンを置くと、左手をお腹の上に、右手を頬に当てる。今度は明らかにそれと分かる、溜め息。顔を上げるとセドリックは目を細めていた。
「いいや、もっと君は自分自身を出しても良いと思うよ。」
「自分自身?」
「平たく言えば、そうだな…我儘から始めてみたらどうだい?」
「…私、結構我儘だと思うけど、」
そう言うと、セドリックは分かっていないねとでも言うかのように左右に首を降った。
「リセはいつも相手のことを考えながら行動しているだろう?それを我儘とは言わないよ。」


「妬いて欲しいみたいよ?」
同部屋のアンドレア・ロレンツォからその言葉を聞いて、固まった。やく?焼く?妬く?誰が?私が?私の表情を見て察したのか、アンドレアは苦笑いした。
「と言っても、私も噂話を耳にしただけだけど。」
「……そう。」
何だか面倒なことになりそうだ。というか、面倒だ。
「まあ、あまり溜め込まないようにね。」
アンドレアは私の肩に手を置く。

「ジョージに誘われたの、一緒にどう?って。」
「…そう。」
「あなた…ジョージと付き合ってるんじゃないの?」

「さあ、どうかな。」

「え?行かないの?ホグズミード。」
「うん、今回はいいかなって。」
勉強しようと思って、と伝える。
「彼はいいの?」
「同じ寮の子と行くみたい。」
「みたい?」
「帰り道に女の子にそう言われたの。」
眉を潜めたアンドレア

「ええ〜?やだあ!」
たまたま廊下を歩いていると、揺れるブロンドヘア。あのローブの色はグリフィンドールの生徒のものだ。
「ねえ、ジョージ。フレッドったらこう言うのよ?」
白く細い指先が緩く袖を引く仕草。

そう、これは諦めの感情。欲しくても手に入らないものがある人なんてごまんといる。そんなことは幼い頃に既に悟っていた。

やんわりとした疼きが胸を蝕む。

セドリックは私のことを『ハッフルパフ一の努力家』と呼んだけど、そんなことはない。能力がなかったから、それを補うために、していただけで。私は努力『しか』できないのだから。

?

日本の冬に比べて、こちらの冬は段違いに寒い。個人的には凍え死ぬと言ってもあながち間違いではないと思ってる。
「さ、さむい…。」
「暖めて差し上げよう。」
おずおずと背中に腕を回すと
「…暖かい…!」
思わずぎゅう、と

「ジョー」
ジ、と続くはずの言葉は音にならず口の中で消えた。双子の弟の膝の上には華奢な身体。
「リセは昼寝中か?」
「人間カイロ役を仰せつかってね。」
ジョージが抱え直すと、リセがもぞりと身動ぎした。
「ん……、」
柔らかな髪の毛をジョージの鎖骨辺りに擦り付けるようにして、更に身を縮めこませる。
「ジョージさむい…うごかないで…。」
「仰せのままに、お嬢さん。」
うわ言のように呟いて、またすうすうと穏やかな寝息が聞こえてきた。

?「皆は僕のことを言うけれど……ハッフルパフで一番努力をしているのは彼女だと思うよ。」
「僕達と違って彼女は母国語から違う。言葉も分からない、知る人もいない土地で監督生にまでなれたのは、並大抵の努力じゃない。」

「猫のぬいぐるみ…!」
「気に入ってもらえた?」
「うん、ありがとう!大事にする。」
「おー、凄いふわふわしてる。」

『リセへ
君にいつこれを渡そうかとずっと悩んでいるんだ。
きっと卒業の時だろうと思うんだけれど。

血の繋がらない僕の相棒よ。
例えどこにいても、君のご両親と同じくらいかそれ以上に、僕は君にありったけの幸福が注ぐように祈っているよ。
どうか倖せに。
      セドリック・ディゴリー』「……っ、」
ぽた、ぽたとローブに涙が落ちて滲む。私は、私だって、あなたの倖せを願っていた。あなたのご両親と同じくらいかそれ以上に。たくさんの人に尊敬されて、愛されていたあなたが、あなたはこんなところで、あんな形で、終わっていい人じゃなかったのに。
「……っ、………っ!」
ハンカチを口に当てて声を圧し殺す。どうして殺されなきゃならなかったの。
ぐいっと

「“穢れた血”め!」
「血脈も地位も名声も何一つ自分で手に入れていない人間に何言われてもね。」
「喋ってみなさいな。」
「リセ!」
「えっ、何もしてないよ?」
by ***

?三上 絢子 (ミカミ アヤコ)
・東洋人、黒髪黒目
・ハッフルパフ
・ハリーたちより2学年上
・ジョージ落ち(※双子生存)
・セドリックと共に監督生を勤める
・真面目で穏やか、努力家で面倒見もよく、滅多なことでは怒らない(怒らせると滅茶苦茶怖い)
・父母共にマグル
・ホグワーツ卒業以後は偽名を名乗りひっそりと魔法界でラジオのパーソナリティーをしたり人間界で歌を出したり執筆したりと、どちらの世界にも顔出しはせず、どちらの世界にも生きている
・癒し手一族の最後の一人であるが故にヴォルデモートに狙われる
by ***

職場でも迷惑かけて
親にも迷惑かけて

生きてる価値ない
消えてしまいたい
by ***

白石 透
・168cm
・霧崎第一高校2年
・頭脳明晰、運動神経抜群、容姿端麗(中性的な美形の顔立ち)という、神は三物以上与えちゃった系女子。
・基本は金髪ショート(ブリーチして色抜いてる)。たまに色変えてる。
・成績は、白石>花宮>瀬戸(IQ160)の順。お察しください。
・元帝光中学校男子バスケットボールマネージャー。別名“女帝”
by ***

?

無風だから桜の花びらが綺麗に落ちるなあ、と思いながら、校舎しの三階から校庭の、溢れかえるほどの人の集まりを眺める。その中で1つ、気になるものがふと視界に引っ掛かって、消えた。よくよく見ると水色の髪の男の子の左肩辺りにもやが現れては消えている。あんなにたくさん人がいるのに気付かれないなんて、不思議な子だ。人ではないのかなとも思ったけど、それにしては生気に満ちているし、上手に人を避けている。

「遅くなり、ましたー。」
先生の手伝いを終え、頭を下げつつ入部希望者を収集している体育館に入ると、ちょうど簡単な紹介中だったのか、同じく新入部生担当となったマネージャーの友人に手招きされた。どうやら間に合ったらしい。
「#name1##name2#といいます。二年です。よろしくお願いします。」
私が最後だったようで、コーチが早速クラス分けテストを開始させ、私たちも通常業務に戻るその前に。
「あ、きみ。」
「そこの、水色の髪の子。」
「…?ぼく、ですか?」
「うん。」
肩をぽんぽんと軽く叩くと、もやはさらさらと消えてしまった。この子に惹かれたのか、この学校の雰囲気に引き寄せられたのか。どちらにせよ、成仏できて良かった。
「突然ごめんね。糸くずが付いてたみたいだったから。」
「いえ、ありがとうございます。」
礼儀正しく頭を下げると、水色の髪もふわりと動く。綿飴みたい、と思うと、幼馴染みの『お腹空いたの?』という笑いを含んだ優しい声が聞こえた気がした。
「クラス分けテスト、頑張ってね。それじゃあ。」


うーん、これはなかなか難しいかもしれない。
そう思ったのは、一軍に選ばれた四人と顔を合わせたとき。紫原くんと灰崎くん以外の三人は補正がないと結構厳しそうだ。
「改めまして。マネージャーをしています、#name1##name2#です。よろしくね。」
虹村くんが面通しさせるから来い、と呼ばれたので、目に鮮やかな髪色くんたちを前に挨拶をした。しかし、虹村くんの言い方たるや。
「これは、マネージャー希望者も増えそうだわ…。」
早速一軍の練習が開始され、私と友人はドリンクを作りに家庭科室に向かった。それぞれ名前が書かれたドリンクボトルをしゃかしゃかと振りながら友人がぼやいた。
「ああ、綺麗だったもんねえ、一年の子たち。」
「#name2#の美術館の絵を見た感想じゃん…。」
的確な指摘に笑う。確かに。
綺麗だとは思う。が、しかし、あれでは如何せん要らないものまで引き寄せてしまう性質だろう。そちらに気が向くのは仕事柄か。
by ***

かわらないもの(中学三年、秋)

膝丈のワンピースは、肩から肘の部分がレースであしらわれていて、スカートの部分はチュール素材でふんわりと象っている。
by ***

まぶたのそばで眠らせて(中学二年、冬)

(…あれ、)
放課後はいつも図書室に寄る。閉室時間まで課題をしたり、読書をして、週に二、三度は新しく本を借りる。今日はたまたま忘れ物をしてしまい、まだ開いているだろうかと帰り際に教室に立ち寄ったところ、人一人分が通れるくらいに扉が開いていたので運が良かったとするりと滑り込む。入ってそこで、誰かがいたことに気付いて固まってしまった。薄暗くなりつつある教室の左端の列、前から3番目。そうっと近寄ると、しんとした教室に静かな寝息だけが耳に届く。眠っていたのは、虹村君だった。二年になって初めて同じクラスになって、話したことは二言三言くらいしかないけれど、気の配り方が細やかな人だなあと思った記憶がある。友人に、男子バスケ部の主将だよ、と教えてもらって、ああ、なるほどとだからかと。

こんなに気持ち良さそうに寝ているところを起こすのも忍びないし、驚かせても悪い。何の凌ぎにもならないかもしれないけど、と群青のストールをそっと肩から背中全体にかけた。厚手だからそこそこは温かいはずだ。
「…ん、」
(!)
起こしただろうか、と一瞬ぎくりとしたものの、少し身じろぎをしただけでまた穏やかな寝息をたて始めた。よほど疲れているらしい。帰りもそろりと扉を抜けて、なるべく音を立てないように、けれど早足で教室を後にした。
足元がふわふわと覚束ない気分になる。どうして『秘密』というものは、こんなに胸を緊張させるのだろう。



「なァ、委員長。このマフラー誰のか知らねえ?」

「いんや?見たことないねえ。どったの?」
「いや、昨日誰かがかけてくれたみてーなんだけど、名前もなんもねえから誰のかと思ってクラスのヤツに聞いてンだよ。」
私は普段、タータンチェックのストールを学校に持ってきている。あの日だけは、たまたま群青のストールを持ってきていた。だから、分からないはず。落とし物として
by ***

?ジブリ飯×黒バス

虹村×カリオストロの城ミートボールパスタ
青峰×
赤司×崖の上のポニョハム入りチキンラーメン
黄瀬×天空の城ラピュタシータのスープ
黒子×もののけ姫ジコ坊の雑炊
灰崎×崖の上のポニョリサの蜂蜜入りホットミルク
緑間×千と千尋の神隠しハクのおにぎり
紫原×千と千尋の神隠し大きなあんまん
桃井×魔女の宅急便キキのチョコケーキ
ふむ by ***

イメージ図 黒子姉
自分の身長→160

キスしやすい12cm
172
理想のカップル16cm
176
ぎゅうしやすい32cm
192
なでなでしやすい16cm
176
結婚相手に向いてる25cm
185
セックスしやすい22cm
182

にじむーさん →179

キスしやすい12cm
167
理想のカップル16cm
163
ぎゅうしやすい32cm
143
なでなでしやすい16cm
163
結婚相手に向いてる25cm
154
セックスしやすい22cm
157
by ***

ハイドアンドシーク

?黒子まどか
(中学生時)
・帝光中学校 ? 秀徳高校
・二、三年時に虹村と同じクラスだった
・帝光中の語り草にもなった「マフラー巻き」の張本人

(大学生時〜卒業後)
・和泉透というペンネームを名乗る
・大学一年生の秋に、温めていた『左様なら』を話を小説つばめ新人賞(集明社主催)に投稿したところ、受賞。作家としてデビューした。
・大学生活を送りながらぽつぽつと作品を世に出し始める。
・大学卒業後はカフェで働きながら創作している。
・26歳の時に『真実の天秤』で本屋大賞受賞。
・恋愛、サスペンス、ファンタジーなどが中心。内容によって作風ががらりと変わる。
・顔出し、声出し無しの作家かつ敬語使いなので長らく性別不明とされていた。


「和泉さんが書く話って、ハッピーエンドもあれば、後に引く話もありますよね。あれは、」
「基本はやっぱりハッピーエンドが好きなんですよね。今まで書いてきた話も、原稿の段階ではハッピーエンドで終わらせたものもあったんですよ。ただ、お話って足し算ばっかりじゃ面白くないんですよね。何処かで引き算をして強弱つけないと読む方もこの味付けは飽きちゃったな、と思うと思うので…。」
「ああ、それは分かるっス。演技も押してばっかりじゃなくて、引けって言われます。駆け引きですよね。」
「ハッピーエンドにしたいという気持ちと、本の中では殺人をしようと罪に問われないという教えのバランス取りかな、と。」

「黄瀬くんとは、同じ中学校出身なんです。」
「そうっス!で、和泉さんの旦那さんとも同じ中学校なんですけど、お世話になったんスよ〜。」
「黄瀬くんと対談させてもらうんだよ、って伝えたら、懐かしいな、って言ってましたよ(笑)」
「仲良いっスよね?」
「良いと思いますよ。」
「結婚したら色々と変わるんだろうなあとは思っていたんですが、良い意味の変化しかなくて。こんなにストレスなくいられるのは、勿論彼が気遣ってくれている部分が大きいと思うんですけど。」

「虹村先生ー!」
「あ?」
「数学の此処が分かりません!放課後聞きに行っていいですか?」
「へいへい。早く来ないと部活行くからなー。」

「虹村先生かっこいー!」
「虹村先生イケメン!」
「ハイハイ。」

「奥さん綺麗なんですか?」
「にじむー奥さんのこと好き?」
「好きじゃなかったら籍入れてねえよ。ほら、ここ間違ってんぞ。」
「「キャー!!」」

「虹村の弱点は嫁さんだぞー。」
「関口テメェ…。」
「顔赤いぞキャプテン。」

「たでーま。」
「お帰りなさい、修君。」
「ど、どうしたんです?」
「…いや、結婚して良かったなーと。」
by ***

「ーー第一師団長、虹村修造さん。」

「軍人なんて関係ねぇよ。一人の男としてーーーお前が欲しい。」
「まどか。俺のことが嫌いか?」
「ーーー……そんな、ことは…。」
「なら、好きか?」
「ーー………、」

「父親が同じ病気で亡くなったんです。」
「白金先生のお役に少しでも立てたのなら、光栄です。」

?我慢しないこと
「ふ、ァ…っ、ん、」
ぬちゅぬちゅと厭らしい水音と肌がぶつかる音が寝室に響く。
「ァ、あ、だめ、や、イく…っ」
「…いいぜ、」
ずん、と最奥を突かれると同時に花芯をぶちゅんと潰されて、パチパチと火花が眼前に散る。
「〜〜〜〜〜っ」
快感が溜まっている海に全身飛び込んだかのような感覚に身震いした。気持ちいい波が押し寄せてくる。
「そのまま感じてろよ、」
「…っ、ァ、め…っ」
まだ戻ってこれてないまま、腰を捕まえられてナカの膨らみに当てるようにごりごりと一番太いところで擦られる。
「んっ、ひ、あァ…っ」
「…は、そろそろ出すぞ…っ」
緩く首を振ると口端から零れていた唾液を舐め上げられ、唇に噛みつかれた。ぬるりと上顎をくすぐられて背を電気が走る。
「コラ、目ェ閉じんな。
by ***

「…うさぎ?」
「おう。一緒に飼うぞ。」
「名前決めているんです?」
「いーや?好きにつけていーぞ。」
「…………にんじんちゃん?」
「それコイツの好物じゃねーか。」
「…………………うさちゃん?」
「まんまだな、オイ。」
「…………………………へにゃちゃん。」
「ゼッテー耳見てつけたろ、今。」

「まどかせーんぱいっ!」
「はい、?」
「先輩顔赤いーっ!可愛いです!」
「桃井ちゃん、暑いです…。」
「あ…お酒…。」
「まどか、お前後は烏龍茶飲んでろ。」
甘ェ、と
「キャプテン…カッコいい…!」
「さっすがキャプテン!」

「何のコスプレだよ?」
「悪魔です。」
羽もついてますよ、とくるりと
「悪魔って…似合わねえなァ…。」
「まあ、今日一日なので…。」
by ***

「お前、「お願いです…!あの方を助けてください…っ!このままでは、このままでは……!!」
「あの方は、死んでしまわれる…!」

「…、」
木のスプーンをお椀の中に戻した。お椀の中にはまだたっぷりと粥が湯気をたてて残っているというのに、お腹が空かない。美味しいのに、
「オメーが我儘抜かしてるっつーから来たんだよ。」
「…?」
「食え。」
ずい、と山盛りに粥が乗ったスプーンを差し出され、じっと見つめる。
「ちゃんと栄養も量も計算して作ってンだよ。最低限なんだぞ、これでも。」
「、」
ぱく、と口に含むとゆっくりと咀嚼する。
「ん。」
二口目が差し出される。

中庭の花の手入れをしている途中でこほ、と咳が出た。軽くとんとんと胸を叩くと少し楽になる。
「けほっ、」
ヒュウ、ヒュウと喉が鳴るようになったのはここ一週間ほどのことだ。あの日の反動が返ってきているんだろうなと思いながら、咳き込む。

「僕は運良く養父母に拾って頂いたので…ですが、姉は…。」
by ***

?ファンタジーもの

・魔導師は世界でも少数。

黒子まどか
・感情の起伏がほぼない
・敬語喋り

 ーーかみさま。いるのならどうか、あの子を守ってください。どうかしあわせを与えてあげてください。

 あの子からすべてを奪ってしまったわたしの身など、どうなってもかまいませんから。



 今日も、雨。この国は一年の三分の二ほど雨が降る。しとしとと降り続けて止む気配はなく、下の土地へその先の海へと流れていくのを窓から見つめていた。

こんこん、と木の扉がノックされて、よろしいですか、と声がかかった。
「どうぞ。」
「失礼致します…陛下が呼んでおいでです。」
「…はい。」
申し訳ありません、と震えた声で謝る彼女にいいえ、と答える。ガチャリと手枷が嵌められて、私は彼女の後を静について行く。
by ***

?

思い出をなぞること。
思い出を辿ること。

滑稽だと馬鹿にされても、
憐れだと同情されても、

きっとその人にとっては、その方法しか無かったわけで。

それを真っ向から否定する気には、なれない。

それを否定出来る人はきっと、大切なものを、何も無くしたことがない人だ。





土曜出勤の父親を起こして送り出した後、冷蔵庫の中身を確認して、買うものを紙に書き出した。ちなみに今日の晩御飯のメインはお稲荷さんだ。


「あら、#name2#ちゃん。」
「こんにちはー。」
行きつけのスーパーで
「#name2#ちゃん!」
by ***

取り合えず死にたいよなあ
何の価値もない
by ***

?吉野理瀬
・元帝光中男バス部マネ
・見る、聞く、触る、祓うの全てに置いてチート。「私は出来ることしか出来ないよ。」
・生まれたときから白狐が守神として憑いている。白狐のお気に入り
・「神の愛娘」「姫御子」「姫宮」
・本気になれば実渕と花宮が力を合わせても吉野には勝てない

?実渕玲央
・理瀬の幼馴染
・結界に関しては随一

?花宮真
・理瀬の父方の従兄弟
・言霊に関しては随一
by ***

?吉野理瀬
・元帝光中男バス部マネ
・見る、聞く、触る、祓うの全てに置いてチート。「私は出来ることしか出来ないよ。」
・白狐が守神
・「神の愛娘」

?実渕玲央
・理瀬の幼馴染
・結界に関しては随一

?花宮真
・理瀬の父方の従兄弟
・言霊に関しては随一
by ***

?吉野理瀬

くらり、と目眩を覚えた、次の瞬間。

目を開けるとそこは、緋色の世界だった。溜め息をついてまたか、と思う。
「いい加減無駄だって分からないのかな。」
辺りを見回すとどうやら倉庫のようだった。置いてある道具はやや埃を被ってある。使えそうなものはないかと物色した結果、先の部分が折れて少し短くなった竹刀があった。それを右手で取って軽く振ってみた。うん、使える。
「後はペンと紙さえあればなあ…。」
ここには無さそうだから、仕方がない。まあ、どこかで見つけるかもしれないし、大丈夫だろうと扉に手をかけた。

ーーー『あそぼう。』

廊下に一歩足を踏み出すとどこからか聞こえてきた幼い女の子の声。左右の廊下の奥を見渡してどちらから行こうかと考える。
『あそボう。』
よし、左から行こう。
『あソボうよ。』
「問いかけもなにも、こっちに連れてきた時点でお察しだよね…。」
ぼそりと呟いてこつこつと廊下を進んでいく。さて、今回は何をしたらクリアになるのか。