ネタ










1645回めの キス を


by ***

「Some more!(もっとちょうだい!)」

「翔太、ワンオンワンしよっか。」
「ほんと!?」
「3本勝負ね。勝った方が今日の晩御飯の選択権あり。」
「メニューは?」
「和風オムライスか、ハンバーグかな〜。ちなみにハンバーグのソースはデミグラスかおろしポン酢です。」
「っしゃ!!」


「んー……。」
「翔太、帰るよ。」
「ねえちゃん、だっこ……。」
「ええー…しょうがないなぁ…。」
よっこいせ、と
「土居、貸せ。」
「え、いいよ、虹村くん。疲れてるでしょ。」
「いーから。よっ、と。」


「ん?あー、大丈夫、大丈夫。人よりちょっと長く記憶に残るくらいだから。匂いとかは残らないし、問題ないよ。」
「言い出しっぺの法則。そっちは私が行く。」


「……う……。」
幼馴染から貰ったお守りを持っていても連れてこられたということは、相当の恨みを買ったらしい。ふ、と口許を緩めつつ、スカートのポケットに手を入れると、かさりとお守りに手が当たった。
『必ず持っていてね。由季ちゃんを守ってくれるから。』
ーーうん、玲央。
死ね、呪ってやる、と怨嗟の声が延々と続くなか、赤く染まった空を見ながら廊下を歩く。」


ざっと読んできた。黒、余計なこと言ってんじゃねえよ。
冬がちょっと混乱してな。
>>混乱?
自分の過去の記憶と、霊の記憶が混在したせいで、混乱したんだよ。だから俺と実で宥めてた。
>>冬大丈夫か?
>>冬可哀相…(´;ω;`)
冬先輩の取り乱した姿を見たのは初めてでした。僕たちが冬先輩を傷つけたんです…
>>黒 お前たちが自分を責めると、冬が余計に気にする 分かるな?
>>虹 はい… 
>>記憶が混在するってどんな感じなんだ?kwsk
「やだ、ねえ、どうして、緑、桃、おかあさ、痛い、痛いよぉ…!」
「先生、せんせい、が、だって、大丈夫って、青(下の名前)が、赤、目、目が、」
「離して!離してよ!おとうさん、叩かないでぇ…!黒、黄、ごめん、みんな、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
>>うわ、これは辛い……
>>冬(´;ω;`)
今は寝かしつけたからな 休んでりゃ治る、一時的なモンだ
>>とか言いつつ心配してるクセに〜
>>うるせえ
冬ちゃんなら私の膝で寝てるわよ


スマートフォンが震動した。
『悪い、そっち行けなくなった。』
ーーああ、やっぱり。
何となくそうじゃないかなと思っていたけど、やっぱり実際知らされると。
気にしないで、と返信して、テーブルの片付けに取り掛かる。
彼の分は一応ラップをして冷蔵庫に入れておく。きっと明日はこちらに寄るはずだから。
昨日ので申し訳ないけど、要らなかったら捨ててね、と書き置きを残して、帰る支度をした。
外は寒いだろう。コートの前を合わせて、パンプスのストラップを留めた。
……そっと目を伏せる。
今日で、6年目、だった。

「最近、会ってないから、どうかな。」
「…なあに?喧嘩?」
珍しいわね、と続けると、由季ちゃんは首を振った。
「ううん、何だろう…こう、タイミングが合わなくって。」
そういうときってあるよねえ、と困ったように笑う彼女は、どことなく寂しそうに見えた。


「あの…修ちゃん。今度の休みの日って、会える?」
『あー……悪ィ。航太が試合だから連れてってやんねーと。』
「ん……そっか。」
『また、いつだって、会えるから。』
ーーぱきり、と何かが割れる音がした。
「…………そう、だね…。」
ねえ、玲央ちゃん。やっぱり、私が我儘なんか言っちゃ駄目なんだよ。
『由季ちゃんは望んじゃ駄目なんだよ。』
……ああ、あの子の声が、こだまする。
『由季?』
「…ううん、何でもないよ。」


祈るように指輪をなぞる。
卒業する時に、貰ったもの。
いつか、本物を渡すからーー。
そう言われて、本当に、本当に、死ぬほど嬉しかった。
ずっと好きだった相手に、好いてもらっていることが、夢のようだった。
そんな、普通の女の子みたいなことを思っていたの。
嗤いますか?


最近声聞いたの、何時だ?
笑った顔見たの、何時が最後だ?

『何でもないよ。』
耳に残っているのは、何かを悟らせまいとした穏やかな、優しい声。
会えないかと尋ねてきたアイツに、会えないとことわったきり、そのまま。
俺は甘えすぎていたんだ、アイツに。


呼吸は、出来てるだろうか。
ーー網膜に焼き付けるかのように、その瞬間が、スローモーションで目に映る。
『次の休み、用事があってさ。だから、会えない。…ごめんな。』
ハイブランドのジュエリーショップの店内で、修ちゃんが笑っていて。その隣には、綺麗な女性がいた。ショートカットの、華奢な人。二人とも私服で、店員さんも微笑ましそうに見ている。
……ああ、そういうことだったんだ。
すとん、と納得がいった。
最近素っ気なかったことも、会おうとしなかったことも、辻褄が合う。

気付いたら、アパートに戻ってきていた。
パンプスを脱ぎ捨てて、ふらふらと寝室に向かう。荷物、集めなきゃ。元々他人様の家に物を置くことが苦手だっだから、それほど大荷物にはならないだろう。楽しそうに笑う姿が脳内でリフレインする。
修ちゃん、嬉しそうだった。
最近、笑った顔見てなかったな…。
「……そっか……。」
きっと私とは違うひと。
明るくて、優しくて、我儘を言わない、そんな、向日葵のような。
「……っ、」
ーーああ、好きだったな。
出会ってから今まで、思い出さない日なんて無かった。
ぽたりと、床に滴が落ちた。
初恋は上手くいかないと言うけれど。
こんな、終わり方をするくらいなら、ーーー
「……ぁ、あぁあ……っ!」


「椎名、桃井、ドリンクとタオルとスコアお願い。灰崎捕まえてくるから。」
「「はいっ!」」
「監督、何かあれば電話します。」
「ああ。」
「頼んだ、土居。」
「はーい。」

「すみません、遅くなりました。」
「「「灰崎、顔ヒデェ……!」」」
「こっの…ブス!離せボケ!」
「テメェは誰に物言ってんだ?アァ?」

「俺や赤司たちにバスケを叩き込んだのは土居だからな。」
「青峰のフォームレスシュートも原型は土居のもんだし、緑間の超弾道3Pシュートと黒子のミスディレクションもアイツの閃きから生まれてる。」
「バスケの神様ってのがいるなら、アイツは愛され過ぎたんだ。愛され過ぎたが故に、満足してしまった。人間は満足すると成長は望めない。そこをアイツも理解してた。」
「アイツが俺の世話係だったからだよ。」

「食べ盛りの弟が待ってるんだけど。」

「(胸にごろごろ擦り寄る)」
「(頭撫でつつスマホ操作)」
「(胸にごろごろ擦り寄る)」
「由季、ちょっと止まれ。」
「?(言われた通りに止まる)」
「(抱き抱え直して背中を叩く)」
「(心地よくてうとうとし始める)」
「(背中を叩く)」
「(寝る)」

くぴくぴと飲んでぷは、と息をついた。梅酒美味しい。お酒美味しい。
「由季、飲みすぎだ。もう止めとけ。」
ええ、と不満を表に出すと、修ちゃんは私の手からグラスを抜き取って残りを飲み干した。私のお酒が……!
「飲むなら茶ァ飲め、茶。」
ぱき、とペットボトルの蓋を開けた修ちゃんが空になった私のグラスにお茶をなみなみと注ぎ込んだ。

@hideomi.doi
妹と、弟と。
【女性と少年の後姿】
#とても可愛い二人
#仲良しです
#二人ともしっかりしてる
#でもお兄ちゃん頼られたい

@***
仲良しですねー!

@***
背中からでも分かる、妹さん絶対美人

@***
お兄ちゃんかわいいww

@hideomi.doi
寝顔撮られてた。
【寝顔】
#多分妹か弟
#どっちだ…

@***
どっちだったんです?

@***
いたずらっ子さんww

@hideomi.doi
妹の手料理。旨い。
【手料理の数々】
#妹ご飯
#和食
#美味しい
#何でも作れる
#いくらでも食べられる
#弟も美味しいって
#お嫁に行くときお兄ちゃん絶対泣く

@hideomi.doi
家族旅行。
【後姿】
#父
#母
#妹
#弟
#俺
#仲良しです〜

@hideomi.doi
弟の成長が楽しみで仕方がない。
【少年の背中】
#もっと大きくなれ
#お前ならやれる
#お前の一番のファンだよ

@hideomi.doi
ご存知の通り、妹弟溺愛しています。可愛い。
【寝ている姿】
#仲良くお昼寝
#本当仲良し
#微笑ましい
#二人とも生まれたときから可愛かった
#起きたときのために晩御飯作ってくる

@hideomi.doi
いつも兄がお世話になっております。
【笑顔】
#お兄ちゃん大好き
#いつもありがとう